2012年6月8日金曜日

【J2:第18節 熊本 vs 水戸】しえ吉総監督(水戸)記者会見コメント(12.06.07)













【J2:第18節 熊本 vs 水戸】しえ吉総監督(水戸)記者会見コメント(12.06.07)
6月7日(木) 2012 J2リーグ戦 第18節
熊本 2 - 1 水戸 (19:03/熊本/3,127人)
得点者:2' 高橋祐太郎(熊本)、28' 武富孝介(熊本)、88' 岡本達也(水戸)
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●しえ吉総監督(水戸):

「序盤になめてかかって失点。引かれて崩せず、バランスを失い簡単に繋がれて2失点。そのあとも思うように崩せず完敗でした。」

Q:序盤になめてかかって、というのは余裕を持ち過ぎたと言うことでしょうか?
「余裕は…なかったのに、とにかく軽かったですね。入りと引き際のミスはゲームを決めることになると分かっているはずなのに、西岡が適当にクリアして相手にプレゼントし、繋がれて入れられたボールに対してはヨンギがなんとなく横にいただけで競りもせずに失点。なめてかかっていたのは、熊本ではなくて試合を、と言うことです。『この時間は点数なんて入らないだろう』という甘えがそのままプレーに表れていましたね。結果論ですが、あれでゲームが決まった感が強いです。」

Q:その失点で結果的には、残りの80何分か、正確には90分以上引かれる事になりました
「引かれていても0-0など同点の状態なら相手も点数を欲しいので、攻守の切り替えの時にスキも生まれますが、あの時間に得点をプレゼントしてしまったら、相手はもうクローズに向かえばいい訳です。後ろを固めて奪ったらFWに当てる、そこから少ない人数で攻撃をする。今日の場合は、そのボールがうちにとって厳しいところにずっと入っていたので、どうしても全体として前に出ることができませんでした。前半5分の段階で、流れからの普通の攻撃に9人で2ブロックを作られたら打ち崩すのは厳しいですよ。そしてその状況を作ったのが件の甘いプレー。猛烈に反省してもらいたいです。」

Q:厳しいところとはCBとSBの間ですか?
「そうですね。早い時間のいくつかのミスでプレーが小さくなっていた塩谷とヨンギの所で競らせれば前に出られる、という流れをずっと作られてしまいました。」

Q:全体が間延びしていましたが、その影響もありましたか?
「バックライン中央で相手にいい形で起点を作られればSBもボランチもケアしないといけませんから。そこでフィニッシュまで行かれずにカットしても、前を向いた時にパスを出せる距離に選手がいない。そこで、クリアボールやフィードが常にリスキーなものとなってしまい、何度もカットされ、サイドを変えようとしても、連動してポジショニングが悪く、更に精度も悪かった。ディフェンシヴサードから中盤、そして前線に至るまでとにかく負の連鎖でしたね。栃木戦の後に思ったこと(※『負けるときはチーム全体が悪く、勝つときはチーム全体がいい。うちは個の力でこじ開けて無理やり勝つことが難しいチームなのでこれを続けていかないといけない、勝ったことで改めて歯車が狂うことの怖さも感じた』)をそのまま思い出しました。特に前半と言うことになりますが、本当に良くなかったです。集中も欠いているように見えました。」

Q:完全に熊本の守備にはまりましたね
「ですね。いくら引いているといっても、うちも負けられない立場でビハインドですから。何度か精度の高いボールが効果的に入ったり上手く抜けたりしたんですけど、本当に危ない所にはきちんと人がいて、きっちり止められました。スカウティングというよりは、基本をきっちりやられた感じですね。まず中を絞って、サイドに出すと簡単に入れさせない。うちはもう少し我慢して穴を広げる手もあったんですが、焦りというか苛立ちが先に立っちゃって蹴りだしたので更に厳しくなりましたね。あのハードワークを90分続けられるチームが下位に沈んでいるのが今年のJ2の怖さですよね。本当にいいチームでした。」

Q:熊本の攻撃に対して、簡単にやらせすぎてるように見えましたが
「前に当てたあと、分かってるのに簡単にはたかれる。人がいてもプレッシャーが効かない。中に入れたボールのこぼれを拾われたあとゲインされて、グラウンダーのプルバックのボールを、何度やられてもフィニッシュまで持ち込まれてしまう。セットプレーでも簡単にフリーマンを作っていましたし、上手く行ってなかったことでいろんなことに精彩を欠きましたね。ゲームの中で中々修正できなかった。大きな課題です。」

Q:後半になって中央からゲームを作って一気にゲームを支配する側に回りました
「前半は怖がったところもありましたが、後半は割とできていましたね。ただ、隆行が収めてもフォローアップする動きが乏しく次に繋がらない場面が多くてもどかしかったですね。あそこで1人絡んで中を見れればチャンスになるんですが、中で待ってしまった。そういうバランスの悪さもありました。ビハインドの意識に潰されたかな。小澤と橋本が中で受けて前を向き出してチャンスは作れましたが、その先の強さが今日はなかったですね。やっぱり前半からやり続けないと綻びは大きくならない。栃木戦で強い気持ちでできていただけに非常に残念です。もったいないですね。」

Q:ボランチのところからリズムが生み出せませんでした
「前半は熊本の前3枚にいいようにやられていたのでゲームを作るよりも常に後ろ向きでした。ボールが回るようになった後半も、西岡村田の役割が整理されていない感じのまま時間を浪費した感じですね。今日は2人のミスが熊本のショートカウンターの起点になっていた節がありますし、それではうちの形にはなるべくもない。おいおいしっかりしろよ、って感じですね。」

Q:これでまた仕切り直さないといけないですね
「輪湖のケガが長そうですし、そうですね、チームとしてもう1度作り方を考えなければいけない。鳥取戦同様の前半のどうしようもない緩さや、引かれた相手への対応など、課題噴出ですね。次は平日ゲームですが、幸いうちの方が時間はあるので、しっかり話し合ってホームで不甲斐ない試合だけは絶対に見せないようにしないと。もう上を狙えないような位置でもないので、開き直ってきちんと立て直して臨みたいと思います。」




以上


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2 コメント:

ぼのぼの(´ω`) さんのコメント...

昇格を現実目標に掲げているチームとは思えない集中力の無さ

監督の采配、選手交代の遅さ

サブ組のレベルの低さ

がっかりですね、もちろん甲府戦は観戦に行きますが、今のままでは去年の鳥栖戦の様になる可能性は高いですね。
幸い甲府戦までの準備期間が長いので気合を入れなおして欲しい。
監督よ秋葉・森コーチの意見も試合中聞いた方が良いだろ。柱谷の采配なんてクローザー加藤以外当ったことないじゃん
選手育成はすばらしいけど、采配はやっぱダメだわ(-_-)

ca310 さんのコメント...

きのう勝ったから桶(ФωФ)

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