2012年8月21日火曜日

【J2:第29節 水戸 vs 大分】しえ吉総監督会見コメント(12.08.20)















【J2:第29節 水戸 vs 大分】しえ吉総監督会見コメント(12.08.20) 

8月19日(日) 2012 J2リーグ戦 第29節
水戸 2 - 1 大分 (19:04/Ksスタ/3,975人)
得点者:38' 阪田章裕(大分)、85' 市川大祐(水戸)、90'+2 吉本一謙(水戸)
 なし
 なし
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●しえ吉総監督(水戸)
「試合前のアクシデントでプラン変更を余儀なくされましたが、キックオフ以降は非常に落ち着いてやるべき仕事をしてくれました。先制されて以降も、作田の退場劇含め、常に自分達のペースでサッカーができていたので、必然の逆転勝利だったと思います。」

Q:ウォームアップ中に星原選手がケガをして急遽スタメンが変更になりました
「筋肉のハリと言うことで大事をとって休ませましたが、大事には至っていません。スクランブル発進になった宏太が、ベテランらしく相手にプレッシャーをかけてゲームを作ってくれました。勝ちましたし、全く問題なかったですね。」


Q:前半からポゼッションは出来ましたが、やり切れていない印象を持ちました
「中が堅かったですね。あの時間帯に焦れてバランスを崩したら思う壺にはまっていたと思います。ルーズボールをカットされた後もしっかりリトリートできたいたので、あとは決めるだけと思っていたところで先制されたので、いやな空気は流れましたね。」

Q:与えてはいけない先制点でした
「時間帯も悪かったし、崩されたわけではなかったんで余計に嫌でしたね。ただ、ピッチ上に沈んだ様子がなかったので、いけるかなと思っていました。ただ、ああいうエアポケットを作ってしまったのは大いに反省しなければいけないと思います。」

Q:作田選手の退場で逆に難しくなるかなと思いました
「すでに1点ビハインドだったし、さらに守備を固めてくるのは目に見えてましたからね。焦らずに左右バランスよく攻め続けてくれたのが最後に実を結びました。今まではあそこでバランスを崩して決定的な2点目を失うことが多かったですからね。前残りの人間をケアしつつ、波状攻撃で確実に足を使わせてくれたのが効きましたね。」

Q:移籍後初出場となった吉本選手の評価をお聞かせください
「ビデオで見ていた以上でしたね。最初はちょっと置きに行ってましたけど、徐々にダイナミックな守備で相手をきっちり止めてくれました。攻撃の意識も高くセットプレーに強いので、もう少しフィットすれば大きな武器になってくれると思います。しかしまあ、名刺代わりには派手すぎる勝ち越しゴールでしたね(笑)。」

Q:輪湖選手が久々に復帰しました
「前に早くボールを運べる、スペースにも出て行って勝負できる選手なので、プラン通りです。彼が戻ったことで反対サイドの市川が活きた。輪湖自身も長い時間出て次以降もっと自信を持って行けると思いますし、今日出場しなかった星原や三島といった選手とのマッチングも、トレーニングの中で向上させていけばもっと面白くて効果的な攻撃が繰り出せると思います。」

Q:市川選手のパフォーマンスが凄かったですね
「前半のミドルを枠に飛ばして、あのシュートは結局あの試合で両軍合わせて一番いいシュートだったんですけど、あれで乗ったのかな。相手もうかつには飛び込めないし、そういう、市川のやりたい間合いで90分気分良くプレーできたことが最後の余裕に繋がりましたよね。同点シュートもベテランならではの素晴らしいものでしたし。」

Q:最後の余裕とは?
「相手選手が市川の右足クロスに来るのを完全に読んだ上で切り返したプレーですね。あれが思いつきのプレーではなくコンマ何秒か余裕があった分、左足でも最高のクロスが送れたのではないかと。吉本のギミックとコントロールも良かったですけど、あの場面は市川の切り返しとクロスの質ですね。」

Q:流れからはゴールに迫れませんでした
「力強さが足りなかったかなとは思います。でも前半の市川のシュートもそうですし、フランクが積極的に後ろから打った分、大分DFも後ろに張り付いていられなかった。そこでバイタルにうちの2列目の選手が入っていけましたし、方向性は間違っていないなと。難しい部分ですけど、ゴール前でのワンツーや切り返し、あるいはスクリーンを使ったプレーの精度とスピードを上げて行きたいなと思います。」

Q:厳しい試合でしたがここを取れたのは大きいですね
「哲二も言っていましたが、本当にスタジアムの雰囲気に後押ししてもらった勝利だと思います。どの試合でもあんな雰囲気を作れるように、最後まで何が起こるかわからない、声を出し拍手をし続けていればこのチームは、水戸は何かやってくれると思ってもらえるようなゲームを続けて行きたいと思います。」




以上







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