2012年9月18日火曜日

【J2:第34節 徳島 vs 水戸】しえ吉総監督(水戸)記者会見コメント(12.09.17)

























【J2:第34節 徳島 vs 水戸】しえ吉総監督(水戸)記者会見コメント(12.09.17)

9月17日(月) 2012 J2リーグ戦 第34節
徳島 1 - 2 水戸 (18:34/鳴門大塚/1,933人)
得点者:17' 濱田武(徳島)、27' 岡本達也(水戸)、82' 吉原宏太(水戸)
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 代
 なし
 なし

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●しえ吉総監督(水戸)

「開催自体が危ぶまれるほどの強風という、かなりイレギュラーなコンディションの中、我慢して普段着を貫いて最高の結果を出してくれました。ピッチコンディションや風を良く知るホーム側がコートチェンジを選んだ時点でちょっと覚悟はしましたが、序盤で失点。その後もピンチが続いて、あそこで失点を重ねていたら厳しかったと思いますが、よく我慢してくれました。流れがちょっと落ち着いて、前半はとにかく最小失点で終わってくれればいいと思っていたら、思わぬ形からファーストシュートで同点に追いついて、あれは本当に大きかった。疲れが色濃く残る中で強烈な風を正面に受け失点、一番疲れが大きくなるシチュエーションでのプレゼントだったので。スタジアムの雰囲気も一変した感じがありましたね。その後も破綻せずに前半を1-1でクローズ。不確定要素が多い試合でしたが個人的にはあの時点で負けはないと確信しました。後半風上というより雰囲気の面で。後半は風を味方に完全にペースを握ったんですが、決めきれない時間が長くなってしまった。1ヶ月前ならあそこで前に向かってバランスを崩していたと思います。あそこでじっくりじっくり自分達を貫いた結果が宏太の勝ち越しゴールだったかなと。負傷交代などのアクシデントもありましたが変わった選手が遜色ない、あるいはそれ以上のパフォーマンスを発揮して、苦手な、そしていろんな意味で苦しい今回のアウェーをチーム全体で勝ち切ってくれました。上位陣が崩れる中、順位の近い徳島を相手に、シーズンを戦う中でも非常に大きな意味を持つ、価値のある1勝だったと思います。」

Q:風上になった後半も蹴らずに徹底的に繋ぎました
「これでいけるという自信が漲っている感じでしたね。誰からも焦りが感じられず、絶対に勝ち越してくれると思って見ていられました。疲れから中盤を空けてしまい収まりが悪い時間があったのですが、村田が流れをよく理解してバランスを取り戻してくれました。あとは前線に入った時の隆行の持ち方が本当に良くて、シュートの意識も高かったので、相手選手がトライしずらい持ち方をして、苦しい時間帯でも押し上げが効きました。そこでも余裕が出ましたね。」

Q:輪湖選手のクロス精度が素晴らしかったです
「前節悪かったんで反省したかな(笑)。ケガなどもあってずっと出ていたわけではないので、感覚が戻ってきたのかも知れません。自分でも切れ込んでいいシュートも打てていたし、調子もいいんでしょう。完璧なクロスを受けた橋本は1~2本決めてやらなきゃいけませんよね(笑)。まあ今日に関しては橋本を責めるよりも、どう考えてもオスンフンが当たり過ぎでしたけどね。」

Q:橋本選手と小澤選手が絡むとやっぱり面白いです
「ショートコーナーから2人で崩してシュートまで行った場面とか、センスを感じますよね。小澤なんて最後は角度のない所からオスンフンの股抜き狙って蹴ってましたから。橋本はちょっとついてなかった部分もありましたけど、組み立てに効果的に絡み質の高いエリア侵入から枠内シュートを何本も打ちましたからね。焦れる展開でもメンタルもコントロールできているようです。残り試合でもブロックを作られて苦しい場面が多く出てくると思うので、この2人のアイディアで打開してくれると思います。楽しみにしています。」

Q:流れが来てるんじゃないですか?
「いや、まだまだです。本当まだまだ。チームとしての勝ち切る力は確実に上がっていますけど、脆さを感じることも多いです。順位的にも、あと2つ3つ続けて勝って、やっと争いに加われるかな程度ですね。何とか喰らいついていくだけです。」

Q:誰が出ても力を発揮できる状況になりつつあるのが大きいですね
「よそのいくつかのチームのように、ベンチを豪華にして押し切ることはできないチームなので、それは春からやっていることなんですけど、ここ数試合は本当に上手く行っているし、誰が出ても本当にモチベーション高くチームに貢献してくれています。あとは哲二も少し交代策上手くなって来たかな(笑)。今ベンチに入っていない選手も残り8試合、必ずチームが勝つために必要になる場面があると思います。聖域も指定席もなく、チーム全員で奇跡が奇跡でなくなるように戦っていきます。」




以上






シュート数が示す前半の絶望、後半のwktk



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