【J2:第32節 水戸 vs 鳥取】しえ吉総監督(水戸)試合前日会見(12.09.01)
●しえ吉総監督(水戸)
「どないここないもならへんポジションまで落ちてしまいましたけど、もうあとは上がって上がって、驚天動地のビックリ枠に滑り込むだけですね。」
Q:ビックリ枠ですか(笑)
「はい。人件費1.5億で『絶対昇格します』とは言えませんからね(笑)。それでも今年は自信がないわけじゃなかったんですけどね、なんというかこう、この位置まで落ちてしまって。サッカーの厳しさ、J2の厳しさを今までで一番知ることができたシーズンだったかなと思います。せっかく学習したので、今シーズンこの後はしっかり結果を出す時期にしていきたいなと。全て上手く行けば、驚かせることができると思います。」
Q:鳥取には前回苦杯をなめていますね
「調子よく勝って行ってGW最後のヴェルディ戦で退場からゲームを落として、切り替えて自信満々で乗り込んだアウェーでした。あの時は輪湖と隆行が不在だったのですが、そんなの関係なく、鳥取の術中にはまり、ミスから失点を重ねた、今シーズンのターニングポイントになった試合の1つですね。絶対に繰り返してはいけないタイプの敗戦でした。選手達もよく覚えていると思うんでね、気持ちよくリベンジしてもらいましょう。」
Q:システム的に引いてカウンターの相手が苦手なのでは?
「無くはないですけど、あの試合もリードされてさらに引かれる時間が長い中、シュートを20本以上打ってますからね。無用な失点をせずに、あとはちゃんと決めてくれれば。ただしバックラインが不安定要素なので、一発勝負のカウンターとリスタートには、特に注意を払ってもらいます。」
Q:前掛りになっている時のカウンターに対するリトリートが不安定です
「バランスの問題ですよね。遅いというよりは全体が虚を突かれる形になってしまうので、ボランチ中心に、声を出していいバランスで攻撃のための積極的な守備をしたいと思います。」
Q:今節も数人のレギュラーメンバーが不在の予定です。苦しいですね
「はい(笑)。そんな中、島田も戻ってきましたし、サイドバックの2人も戻って以降問題なくやれていますし、あとはトレーニングでできていることが出せるかどうかです。試合の結果に向かっては大きな問題ではないと思っています。」
Q:スペースが少ない相手に攻撃の核になりそうな小澤選手の不在は痛いのでは?
「山村も帰ったところですしね。でもタレントが揃っているエリアでもあるので、上手くやりくりしてくれるはずです。小澤の怪我の程度も深刻なものではなさそうですし、多少フレッシュな顔ぶれになった方がお客さんも喜ぶんじゃないかな(笑)。」
Q:星原選手が裏に走る以外のスタイルを模索しているそうですが
「まだ固まっていないですけどね。例えば明日も、ラインは低く設定されるし、中盤でポゼッションしている時にFWがちょっと下りて1タッチ2タッチして、ラインを動かしながら駆け引きをするというのは必要になってくると思います。長い距離よりもショートカウンターで星原のスピードが必要になるかな。少しずつフィットしてきていますし、ホームデビューが楽しみですね。」
Q:明日の予想スコアと得点者を教えてください
「そんな質問(笑)?3-0で水戸、先制点は22分、ルーズボールを拾った橋本からダイレクトで星原へスルーパス。これを落ち着いて決めて1点目。後半4分、輪湖が粘ってもらったCKからこぼれ球を隆行が押し込んで2点目。とどめは後半36分、カウンターで抜け出した星原、最後は途中出場のチョコボール岡本で、スタジアム全員で大仏様を拝むと。完璧でしょう!」
以上
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