2012年7月2日月曜日
【J2:第22節 東京V vs 水戸】しえ吉総監督(水戸)記者会見コメント(12.07.02)
【J2:第22節 東京V vs 水戸】しえ吉総監督(水戸)記者会見コメント(12.07.02)
7月1日(日) 2012 J2リーグ戦 第22節
東京V 2 - 0 水戸 (18:03/味スタ/3,128人)
得点者:11' 阿部拓馬(東京V)、31' 阿部拓馬(東京V)
■隆行 石神
■なし
■次節出場停止:なし
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●しえ吉総監督(水戸)
「試合に臨むメンタル、基礎技術、采配、昇格への責任感という名のモチベーション、得点するという意思、チームとしての層の厚さ、全ての面で負けたかなという感じですね。否応無しに現在地を突きつけられた感じです。完敗でした。」
Q:序盤からの早いプレッシャーに対応できませんでした
「完全に気持ちで押されて怖がった上に、ここぞというところでスリップの連続で落ち着きを失い、完全にバラバラでしたね。コンパクトさがなくボランチと最終ラインのギャップで西と飯尾に起点を簡単に作られ、特に西は玉離れと持って上がるところのバランスが絶妙で、うーん、俗に言うチンチンにされた、というところですね。」
Q:バランスを失ったというのはレギュラーメンバーを数多く欠いたことによる弊害でしょうか?
「いえ、あまり関係ないと思います。とにかく全体で怖がってしまった。1人戦えない選手がいると一気にゲームは厳しくなりますが、それが複数いた。ちょっとゲームになりませんでした。不甲斐ないを通り越して情けないだけのゲームで、サポーターに本当に申し訳ないです。」
Q:ビルドアップすらままなりませんでしたからね
「ヴェルディのポジショニングやアジリティの良さも目立ったし、ウチは出す側が時間をかけてしまって、時間をかけた理由の大部分は受け手が動けていなかったからで、アンカーに入るべき選手のポジションも曖昧でギャップを突けなかったし、もう全体が悪かったです。」
Q:戦前にヴェルディの右サイドを警戒しているという話がありましたが結局狙われてやられてしまいました
「右からも左からも好き放題やられました。先に述べた通り、この試合はそれ以前の問題ですね。」
Q:流れの悪さを断ち切れなかった原因はなんでしょうか?
「先ほどの『戦えない選手』の部分にも関わってくるのですが、早い時間の失点で、あれは10分ですけど、その時点でもう下を向いてしまった選手が何人かいたことです。話になりません。ピッチがスリッピーなら、単純に普段より腰を落として、リスクのかかるゾーンでのダイレクトプレーは避けなければいけない。繋ぎがままならない状況ならちょっと蹴って押し上げるところも作らないと狙われてしまいますが、完全に悪い方にはまってしまった。石神とヨンギが狙われていたのですが、システム変更が難しい場所なので、いいボールの出所を閉じるためにルーズになっていた前線のプレスポイントを締める必要があった。そういうものが見えないまま、ボっーとやられ続けてしまった。下を向いて戦えていなかった選手は話しのほかですが、誰が悪いというよりとにかく全体で消化不良、機能不全に陥っていたと思いますね。選手自身もそうだし、ベンチも含めて、近視眼的になり過ぎて手を打てずに時間を浪費してしまいました。」
Q:ベンチの打つ手というのは交代枠を余らせたことでしょうか?
「遅かったし、足りなかった。哲二のコメントを見ると気迫に押された、完敗だばかりが目立ちますが、昨日ほど悪いゲームでも充分勝つチャンスはあったと思っていますし、ベンチがその可能性を放棄してしまったかなと。後半、ヴェルディの足が怪しくなったところでフレッシュな選手を投入できれば畳み掛けられた可能性はあると思いますし、その前に、ぼくが交代のカードを切れる立場なら前半の時点で変えなければいけないところを変えていました。カードを切らなくても、冷静に見ているベンチからならもっと早くシステムの変更を促せたはずですし。枠を余らせたこともそうですが正直、ベンチが手を尽くしていればというモヤモヤは残ります。」
Q:枠を使い切ることは普段から少ないですよね
「考えがあってのことでしょうが、それで落とした勝ち点は少なくないとぼくは思っています。この試合以外でも、打てた手を打たなかった印象が残る試合は多いです。その逆もあるので一概には言えませんが、少なくとも外からはそう見えると思います。」
Q:ベンチの選手に信用がないのでしょうか
「だったら連れて行ってないと思うので、哲二なりにゲームの流れを読んで最善の手を尽くしているということなのでしょう。ただ、勝てなかったゲームの多くで枠を余している・交代が遅いのは事実なので、検証する必要があると感じます。疲弊した場所の代替としての交代だけではなく、プランとしての交代、相手の急所を突くための交代がもっとあってもいいかなと、ぼくは思います。」
以上
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