2012年6月26日火曜日
【J2:第21節 水戸 vs 京都】しえ吉総監督(水戸)記者会見コメント(12.06.26)
【J2:第21節 水戸 vs 京都】しえ吉総監督(水戸)記者会見コメント(12.06.26)
6月24日(日) 2012 J2リーグ戦 第21節
水戸 3 - 1 京都 (18:04/Ksスタ/2,701人)
得点者:13' キムヨンギ(水戸)、38' 鈴木隆行(水戸)、40' 久保裕也(京都)、47' 橋本晃司(水戸)
■橋本
■なし
■次節出場停止:なし
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●しえ吉総監督(水戸)
「デキは前2戦のが良かったんですけど、勝ちました。フットボールは難しくて面白いスポーツです。」
Q:京都の細かい繋ぎに苦しみながらも終わってみれば完勝。ポイントはどこだと思いますか?
「まだまだ足りないというのが大前提ですが、ゴールへの意識ですね。繋ぎに苦しんだといっても、後半途中まではそれでラインを下げられたわけでもなく、前も真ん中もいいプレッシャーをかけていましたし。FWからCBまで、意識がゴールに向いた守備をしていたので、コンパクトを保てていましたし、そこで奪う回数が少なくても奪えた時には常にチャンスになる。あるいは、西岡がスペースを見つけたらタテに持って切れ込んだり、橋本の早めのシュートを打つなど、ゴールへの意識が前節前々節より高く、そこで得たプレースキックを得点に繋げることができました。まだ足りませんが、こうやって結果が出てくると体で覚えるんじゃないかな?いい傾向だと思います。」
Q:直接ゴールが難しい体勢でも、シュートによって道が拓けることは多いですからね
「今シーズンここまではやられる一方でしたから(苦笑)ここからは倍返しで突き進んで行って欲しいですね。」
Q:京都の鋭い攻めも随所に見られましたがゴール前で踏ん張りが効きました
「急造ラインがしっかり機能していましたし、ヨンギが先制ゴールで完全に乗れましたね。あと、京都にダイレクトを3本くらい続けられてエリア近くに来られた時に『いま打たれたら困る』という場面でワンクッション置いてくれることが多かったのは助かりました。ボールを支配して勝てなかった試合のウチを見ているようでしたね。でも、そこから先、本当に危ないエリアに侵入させなかったのは評価したいと思います。ただ、ディレイでいい場面で飛び込んでしまう選手がいたので、そこはちょっと注意して、長く持たれている時のブロックの作り方と共に修正したいと思います。」
Q:後半は珍しく足が止まりました
「足が止まった選手もいたけれど、京都のボランチと2列目の選手がリスクを冒して上がってきたのでいい所で回されちゃいましたね。あの時間帯は2点のリードがあったので無理に前から行かなかったのがちょっと悪い方に出たかな?春からの課題ですが、もう少し上手い時間の使い方、リスクヘッジされたボールの動かし方を経験で覚えてもらって、勝ち試合で波を低く抑えてクローズしてもらわないと。宏太が1本惜しいのがあったけど、押し込まれている時間帯のカウンターがはまらなかったですからね。あそこで1本決めておけば京都はガクッと来たと思うんですが、上手くボールを運べませんでした。ここも課題です。」
Q:そんなにやられた感じはしませんが、選手たちは不本意だというコメントをしていました
「自分たちがやりたいサッカーで上回られたという思いがあるんでしょう。細かく繋いでスピーディーに崩す、我々のやりたいサッカーも同じですし、そこのクオリティは京都が上なのは間違いないですから。ただ多少繋がれても、西岡を中心にいいバランスを保った状態を続けて、前目で網を張れていたおかげでチャンス自体は少なくなかったですから。実際得点もできましたし、形にこだわり過ぎずに実を取ったということで大いに評価しています。」
Q:鈴木(隆)選手と橋本選手、2トップの激しい闘志が印象的でした
「特に隆行がね。得点もできていないし、チームも勝てていない。多くは語りませんが誰よりも責任を感じていたんでしょう。前節大分戦で明らかに姿勢が変わってきたんですが、今節は経験に裏打ちされた狡猾さで一気にペースを引き寄せてくれました。橋本も完調ではないのですが、試合に出続けることで生来の負けず嫌いがいい方に働いていますね。レフェリーに言い過ぎてカードをもらって、以前から気になっていたので心配ではありますが、あれくらい気合乗りをしていた方がいいのかもしれません(笑)」
Q:昇格に向けて厳しい言い方をすれば、首の皮1枚残った感じですね
「その通りです。そしてこのあと夏休みが終わる頃まで強い相手が続いて、そこで大勢は決すると思うので、ちょっと気合入れてもらいます。前半戦の倍勝ってもらいたいなあ。」
Q:ちょっと!昇格しちゃいますよ!
「昇格したいんですよ(笑)実際問題、かなり厳しいのは間違いないですが、今年仮にダメだとしても、大きな可能性を持った状態をなるべく長くキープしたままリーグ戦を戦いたい。それが来年以降に必ず繋がるので。消化試合10試合は、絶対に負けられない試合1試合分にも満たないですから。とにかく可能性は充分あるし、貪欲に上を目指してやっていきますよ。」
以上
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