【J2：第6節 山形 vs 水戸】プレビュー：上位から離されたくない山形と水戸が4シーズンぶりに対戦! チームの再加速に必要な勝利を得るのはどちらか?（12.03.31）
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「内容では勝てる。しかし勝負強さがまだまだ足りない。恐らく、それは相手チームのクオリティに無関係に、今の水戸の一番の課題だと思う。」山形戦前、最後の練習を見てしえ吉総監督(水戸)はそう呟いた。そして、「大都会山形、スターバックスもできたという噂の、メガロポリス山形～天童、その独特のアウェーの雰囲気に、選手が呑まれないでいてくれればゲームにはなる。あとは勝負根性、勝負根性ですよ。」と続けた。
開幕三連勝をした水戸は、その勢いを本物にするべく、北九州と松本という、ともに開幕から調子が今ひとつ上がらないチームとの連戦に臨んだ。水戸の関係者も、多くのサッカーファンも、水戸の連勝は伸びると思い、その通りに、試合内容はいずれも水戸が圧倒的なポゼッションと攻撃の時間を多く作ったものだった。
しかし結果は北九州に破れ、松本とは引き分け。松本戦後に塩谷が語った「相手はかなり引いていたけど、カウンターのカウンターからチャンスを作れた。そこのクオリティーが高ければ、点は取れた」この部分は、ゲームの一部を切り取った言葉でもあるが、勝点3を逃したこの2戦の『敗因』でもある。また、カウンターだけではなく、遅攻においても「もっとアタッキングエリアで正確なプレーをしないといけなかった」(小澤)という課題も残った。
現代サッカーの得点パターンは、カウンターと、ポゼッションからの崩しと、セットプレーが三本柱となる。2戦連続無得点を喫している水戸はしかし、そのいずれにおいてもあと数センチ、あとコンマ数秒の所で精度を欠き勝点を落としている。
今週のトレーニングでは、上で触れたカウンターと崩しの確認のほか、セットプレーの反復練習にも長い時間を割いた。「感触は悪くないです。ただ、結果につながっていないのは、僕の責任。しっかり結果を出していきたいと思います。」(橋本)と、手応えを感じているようだ。
いずれの攻撃の形を作るにしても、水戸としてまず重要なのはハードワークでセカンドボールの球際に勝ち、中盤を制圧すること。このところフィットの度合いを増し、相手のサイドエリアに圧力を強めている両サイドバックの躍動も、中盤でのボールサイド争いに勝ってこそ発動するスキルとなる。
その中央エリアに、開幕連勝の立役者、西岡謙太が早くも戻ってくる可能性がある。「(トレーニングを終えて)痛みはなかったですね。いけると思います。岡山戦はボールを動かせていたし、結果もよかった。でも、北九州戦と松本戦はしっくりいっていなかったなという印象でした。」(西岡)と、ピッチを離れていた期間に冷静にチームを見ていた若きチームの中心のコンダクト振りに期待したい。
「山形のことはよく知りません。J1にいたっつっても山形だから(笑)」(しえ吉総監督)とのコメントが、余裕なのかただのガチバカなのかは判断の難しい所だが、トレーニングを積んできた自分たちのサッカーを貫けるかどうかが水戸が次のステージへ登るための条件となるのは間違いない。
開幕3戦の勝負どころで見せた水戸のクオリティは、難敵が続く今後の連戦で甦るのか。その緒戦という位置付けの山形戦、昇格戦線への最初の挑戦権をかけて、J1を3年経験した格上チーム相手でも負けられないアウェーへ乗り込む。やるぞ！
以上
2012.03.31 Reported by 山形ディ夫
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2 コメント:
山形のクソのようなバックラインめがけて蹴って水戸さんの前４枚が追いかければ３回は決定的なミスをするので後はそれを決めるだけという簡単なお仕事。鈴木のポストからロメロの飛び出しに我慢してついていけるだけのDFはちょっといないかなあ。でもウチの前線は強力ですよ。秋葉が４年前とは見違えるような選手になっているはずですので見てやってください。結局中盤省略の、見栄えはいいけど玄人ウケはしにくい「行ったり来たり」のフットボールになるんじゃないのかなと予想します。
あ、あと、寒冷前線も強力です。豪雪中。
山形の前線の強力さは全く感じなかったけど、うちの前線も簡単なお仕事すら出来なかった、平たく言うとショボい試合でしたねえｗ
中盤でサッカーできてもそこから先のビジョンもアイディアもないという、ちょっと予想外の低レベルなガチンコ(´・∀・`)
そして寒冷前線怖い山形怖い山越え怖い
トーホグなめてますた(´Д｀)
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