2012年8月28日火曜日

【J2:第31節 千葉 vs 水戸】しえ吉総監督(水戸)記者会見コメント(12.08.27)

















【J2:第31節 千葉 vs 水戸】しえ吉総監督(水戸)記者会見コメント(12.08.27)  

8月26日(日) 2012 J2リーグ戦 第31節
千葉 3 - 0 水戸 (19:03/フクアリ/7,811人)
得点者:9' 竹内彬(千葉)、41' 藤田祥史(千葉)、84' 藤田祥史(千葉)
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 小澤 隆行 ヨンギ
 なし
 なし


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●しえ吉総監督(水戸)

「哲二じゃないですけど、本当に今日は何もありません。あまりに何もできなさ過ぎて、逆にショックも小さいです。クールダウンさせつつ切り替えて、生まれ変わって残り試合全勝を目指してやっていきたいなと思います。」

Q:何もできなかったというのは?
「何もです。千葉の、個の力を前面に押し出した、勝つためだけの現実的なサッカーに、正面からぶつかって打ち克つだけの力が無かったというだけです。」

Q:またも序盤に失点してしまいました
「リスタートなので、ああいういいところへ蹴られたら厳しいですね。決められたことよりもゲームの入りで気持ちで押されて、好き放題持たれてしまった事が問題だと思います。」

Q:若いCBコンビにはちょっと荷が重い展開でしたか?
「そうですね。スカウティングビデオで見た千葉のサッカーではなかったし、とにかく蹴って圧力をかけて、こぼれても二次攻撃の繰り返しでしたから、参ったと思います。そこを跳ね返す、もしくは落ち着いて前につけるまでは行けませんでしたね。」

Q:珍しく市川選手のサイドが狙われた形になりました
「狙われたというより、そこに千葉の武器がいたと言うことです。谷澤の打開する力というのはちょっと抜けてますし、谷澤だけを止めればいいかというと、中にも後ろにもそのクラスの選手がいる。CBとの連携含めて、市川ですら厳しい状況だったと思います。」

Q:その中でもいま一歩というシーンは何度かありました。あれを決め切らないと厳しいですね
「バイタルから前のクオリティには注文がありますし、あれで3点4点入ることもありますけど、それでもやっぱりチャンスの数、もっと言えばFWに入る有効なパスの数が少な過ぎましたね。あれで決めろというのはちょっと酷かな。中盤で最低でもイーブンにしないと、引いてカウンターのサッカーではないので機能しないですね。」

Q:星原選手という飛び道具がほぼ使われないのはもったいない気がしました
「千葉も高いラインで来ていたので、スペースに出すチャンスは何度かあったんですけど、出し手のエリアでのプレッシャーが強かったので、気持ちの中でリスクコントロールが第一になってしまっていて、攻めの展開が影を潜めていましたね。あそこで一本FWにいい形でつけられればまた展開が変わることもあったと思うので、ビデオでチェックして意識を植え付けたいと思います。」

Q:トータルで見て、千葉のマンパワーにひれ伏した感じですね
「いかんともしがたい差があるかなと。それはわかっていたので、交わしてかいくぐって初めてサッカーになると思っていました。バランス的にチーム内戦力が今かなり前掛りになっているので、そこまでボールが届かない展開は難しいですね。最終ラインや中盤にフィジカルと経験を兼ね備えた選手が揃っていて、荒田と藤田の2トップ。2人は早い時間から足を使っていたんですけど、疲れれば深井が出てくる。時間稼ぎでロボが出てくる。J2では反則ですよね(苦笑)。繰り返しになりますけど、それもこれも分かっていたことなんですよ。いい形で控えの選手が出てくる展開にしてはいけなかった。木山が、苦し紛れにタレントを注ぎ込む時間まで我慢しなければいけなかった。残念です。」

Q:残りゲームのモチベーションは何でしょうか
「まずは、可能性がある限り昇格です。それはこのディビジョンにいる限り揺るぎません。それが途絶えたら次のことを考えます。」



以上





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