2012年5月28日月曜日

【J2:第16節 町田 vs 水戸】しえ吉総監督(水戸)記者会見コメント(12.05.27)














【J2:第16節 町田 vs 水戸】しえ吉総監督(水戸)記者会見コメント(12.05.27)


5月27日(日) 2012 J2リーグ戦 第16節
町田 0 - 0 水戸 (16:04/町田/3,642人)
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●しえ吉総監督(水戸):
「前半寝ちゃいましたね。負けてる呪縛もあるし、今週テーマにしていたバランスを保つことと、カウンターのクリーンヒットを怖がっちゃったかな。後半はケツを叩かれて水戸らしいサッカーを展開できましたが、ゴール前での怖さがどうしても足りない。前半に相手に楽をさせた分粘られた感覚もあります。勝たなければいけない試合でしたが、ポストに2本当てられていることを考えると負けなくて良かった試合とも言えます。トップコンディションには程遠いけど、後半を見る限り、だいぶ思い出してきたのかなと。」

Q:守備から入ることはできていたと思います
「それは前提条件みたいなもので、前節のようなギャップだらけの距離感ではサッカーになりませんので。今日はチームとしてプレスのかけどころもはっきりしていたしその問題はクリアしていました。ただ、カウンターへの対応でダイアゴナルに入ってくる2列目の選手を捉まえ切れずにピンチを招いたり、リスタートからフリーでフィニッシュされたり、まだまだですね。前線や中盤の守備に関しても、後半の激しさや連動性をもう少し早くから見せないと終盤きつくなるので、そこはまた今週しっかりと確認したいと思います。」

Q:ビルドアップの際、タッチライン際やミドルサードで詰まって奪われショートカウンターを受ける場面が見られました。他のチームとの対戦でも同様の場面が目立ちました
「特にここ数試合、フワっとしてしまうというか、緩さがありますね。今日の町田には後ろからでも組み立てられていましたし、1本タテに入ると前線が少ない人数でチャンスを作る力があるので怖がった部分もあったのかなと。ただ、蹴ってしまうと自分たちのサッカーが作れなくなってリズムを失うので。そこはコーチングを徹底して危険を回避したり、詰めてくるのを逆手にとって、大きなチャンスに繋げる回数を増やして行きたいです。運動量で凌駕するのが前提になりますが、ここが生命線なのでしっかり且つ確実にボールを運べるようにしてもらわないと。奪われる人間より受け手に問題がある場合が多いので、基本的な部分ですし、もっとしっかりしてもらわないとね。今週はビルドアップをリビルト(再構築)したいと思っています。」

 Q:エンジンがかかるのが遅かったのですが、あれはプランでしょうか?
「いえ、前半は破綻を恐れて小さいサッカーになってしまい、後半途中から、点を取って勝つ意識と町田の足が止まり始めたタイミングが重なって、一気に攻めに転じたので余計にそう見えたとは思いますが。これまでの苦労した何試合かと違い、引いてブロックを作られていたわけではないので本当にもったいない時間だったと思います。前半から町田に足を使わせていれば問題なく勝てた試合でした。」

 Q:水戸の時間帯に点を取れず終盤は五分のカウンター合戦になってしまいました
「ペナルティボックス周辺でそーれ、それとお嬢さんサッカーしてましたからね。あんなかわいらしい攻撃で点をくれるチームなんて今のJ2にはないですよ。そこを選手たちにはちゃんと分かってもらわないと厳しい。実際の見た目には町田がポスト2本ある分得点が近かった印象ですが、人数をかけた厚い攻めを何度も繰り返していたウチが取れなかったのはなんとも情けないです。終盤はお互いプレスが効かず件のカウンター合戦になってしまいましたが、ああなる前に点を取らないとね。お互い様ですが。」

 Q:起点が作れなかったのが試合展開に影響しましたね
「隆行の停止が大きな影響を持つ試合になりました。雄斗も頑張っていたんですけど、ゲームに入ることでいっぱいいっぱいになってしまい、その次がない。持って欲しいところで捌いてしまったり、待って欲しいところで無理にシュートに行ったり、その逆も。経験が足りないのは分かっていますが、もう少しプレーに余裕が欲しかったですね。あそこで時間を使えないと大きな武器である小澤島田の攻撃参加というのが難しくなりますから。純粋なFWではないので、橋本と同じエリアを使いたがってしまうのもあります。もうちょっとですね、本人も分かっている部分が大きいので。逆に、回りもその動きを理解して、雄斗が下りてもらいにきた時に前のスペースに入り込んで、そこで受ける動きも必要でした。チームとしてデキは悪かったですけど、雄斗個人としてはある程度仕事をできるようになってきたかなと。あのダイビングヘッドを決めていれば最高でしたけどね。そろそろ結果を出してくれる匂いはします。」

 Q:フランク選手が前に出てから一気に試合を動かすことができました
「村田がオプションとして選べるようになったのが大きいですね。フランクのように前に出て仕事をできるタイプではないですが、彼は西岡と並んでゲームを作れるので。ボールの出所が増えたぶん町田も中盤で絞りが利かず苦しくなりましたし、フランクはターゲットとして立つと時間が作れるので、橋本や小澤がボックス近辺で仕事ができるようになりました。サイドバックの攻撃参加も引き出せるし、村田のボランチとフランクのフォワードは夏と秋に向けての大きな武器になると思います。」

 Q:納得の行かないジャッジが多かったですね
「小澤のPKと橋本のオフサイドはさすがに、どうなの審判?と思いました。が、どの試合でも大体そうですが、あの程度のミスジャッジで勝点を落としてしまう程度のサッカーしかできていないと言うことです。ジャッジのことは言い出したりキリがないですし、シーズンが終わる頃にはプラマイゼロになっていると思って割り切るしかないです。」

 Q:得点力不足が深刻ですね
「町田戦にしても、平本が見せたような、何が何でも決めてやるという意志は、ウチの攻撃陣には最後の最後まで感じられませんでした。本当に残念です。春から、勝てていた頃から言われていた、きれいにやろうとしすぎる癖がまだ抜けていない。美しいボール回しから完璧に崩して得点を重ね、勝点を積む事ができればベストなのは当然なんですが、形にこだわらず強くズル賢く得点を奪い取ることは、より必要となるわけです。ボックス周辺でボールを回している時に、点を取るためのポジションを取ったりフリーランをする人間が少ない。アイツどうするのかな?って見てるんですね。人数が揃っていてもそんなんじゃ点なんて取れない。守備と違って、得点を取ることに関しては練習ですべてをやることはできないので、とにかく意識付け。何が何でもという気迫、メンタルだと思います。こんなに形を作れているのに、こんなに相手に圧力がかからないチームは他にないんじゃないですか(苦笑)連携の確認と合わせて、メンタル面の改善も急ぎます。」

Q:一応連敗は止まりました。どう評価していますか?
「止まってないですよ、次負けたら4連敗です。ドローで良しとする要素が皆無なので、まったく評価していません。負けと一緒です。」

 Q:初めての町田アウェー、いかがでしたか?
「大人数を集めていい場所じゃないですね。アクセス最悪、駐車場なし、お客さんに対して、あらゆる嫌がらせの連続。改修工事の方向性も大間違いだし、永続は絶対に無理だと思います。スタジアム周りの細かい運営方法も杜撰極まりなかったです。嘘をついてまで慌てて上がったクラブも、チーム数偶数をキープするために無理やり通したJも近い将来痛い思いをすると思います。メディアセンターは、この一連のミステイクを忘れないために、解体せずに残しておいたらいいんじゃないですかね。」



以上

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2 コメント:

ぼのぼの(´ω`) さんのコメント...

①隆行の1top、左島田と中橋本と右小澤の3シャドー、西岡とフランクのWボランチ
②隆行と島田の2top、左小澤と右橋本の二列目、西岡と村田のWボランチ
③隆行と小澤の2top、左フランクと右橋本の二列目、西岡と村田のWボランチ
④フランクと島田の2top、左小澤と右橋本の二列目、西岡と村田のWボランチ

結局水戸は隆行、小澤、橋本、島田、フランクをどう組合わせるかですね。後は意思統一!!
隆行が最近玉離れが悪いのもパスの貰い手が隆行と考えが一致していないからではないでしょうか

ちなみに個人的には③が良いです

ca310 さんのコメント...

村田が何分できるかによると思うけど、
フランクと隆行の2トップが面白そうかな、って思ってる。今日はw
ジョーカーで使うなら島田になるかなぁ

最近の隆行の球離れの悪さは隆行自身より周りの責任が大きいと思うよ俺も

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