5月3日(木)J2 第12節 岐阜 vs 水戸(19:00KICK OFF/長良川)
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【J2:第12節 岐阜 vs 水戸】しえ吉総監督(水戸)試合前日コメント(12.05.02)
●しえ吉総監督:
「今シーズンは、我々が自ら課した高い目標の下で、ずっと厳しい試合が続いていますが、明日がもっとも厳しい試合になることは、水戸サポーターの皆さんが一番よく知っていると思います。岐阜には過去、ウチがどんなに好調で、岐阜がどんなに低調であろうと、試合を支配され負け続けてきました。逆に考えれば、これだけ疲弊してアウェーに乗り込もうと、そのコンディションも無化されるのではないかと。そういう、オカルティックな期待をしてしまいます(苦笑)それだけウチは岐阜に対する相性が最悪なのですが、一方で、『今年の水戸は今までとは違うんだ!』という姿を見せるのには恰好のステージだと思っています。」
Q:練習を見た限り、選手のコンディションは戻っていないように感じました
「そう、全然ですね(笑)ただ今までサブだった選手たちの何人かが、一定のクオリティに上がってきたので、コンディションを主眼に置いたメンバー選びがなされるかもしれません。レギュラーメンバー以外にも今年の水戸のサッカーのベースは浸透しているので、誰が出てもきっちりゲームを作ってくれると信じています。この位置でリーグを戦っているチームが恥ずかしい試合はお見せできませんから。」
Q:あっと驚く選手起用もあるということですか?
「充分考えられると思います」
Q:岐阜との相性の悪さをどう考えていらっしゃいますか?
「ある程度、分析はできているつもりなんですよ。その時その時で、明らかな敗因はありました。ある時は、ウチがサイドに重点を置いてプレスからのショートカウンターを狙った日に、岐阜は前節までのやり方を変えて、フォワードの2人が開かず、ボランチから外を経由せず直接速いボールを入れて2人で攻撃するやり方をした。それがはまってしまった、なんてこともありました。もっと簡単に、早い時間にウチの守備の選手がカードをもらい、タイトに行けなくなったところで自由にバイタルを使われてしまった。それ以外に、説明のつかないような失点や敗戦が存在するのは確かですが、岐阜もウチもチーム状況は似ていて、主力の選手が1~2年でどんどんいなくなってしまう。負の連鎖もリセットされたと考えて、今年上手く行っている部分を前面に押し出してしっかり勝ち切りたいと思います。」
Q:注意している岐阜の選手はいますか?
「中盤だと嶋田高木は怖いですね。菅にもいつもリズムを消されてしまいますし、前線の西川押谷も常に脅威です。え?全員いないんですか?ああすみません、知ってました(笑)冗談は置いといて、経験豊富な服部とハンジェには油断すると完全に飲み込まれますし、前の2人(井上・佐藤)もワンチャンスを決め切る力があるのでしっかりケアしたいです。」
Q:フランク選手の疲労が相当のようですし、西岡選手が出場停止でボランチが厳しそうです
「フランクは徳島戦で早めに交代していますし、明日の昼まで寝せておくので大丈夫だと思います。それと、西岡の代わりですが、ボランチのところは元々レギュラーの力がある村田の他にも、坂井や石神などタイプの違う選手が数人いるので問題ないと思います。守備よりどちらかというとボール回しの部分で、スムーズに行くのかどうかという心配があります。雨が予想されていますし。」
Q:雨といえば、3月の草津戦の時の長良川は湿地帯のようでサッカーになりませんでした
「ひどい状態でしたね…いつ試合中止になって、ウインタースがユニフォームを逆さに着てヘッドスライディングしに来るんだろうと思っていました(笑)あの時は相当な量が降っていたように記憶しています。あそこまで水溜りサッカーになるともうどうにもなりませんね。テッツジーは常々、『ピッチコンディションが悪いほど、力量に勝るチームが勝つ』と言っていますが、程度によるので(苦笑)それと、徳島戦で、蹴ってくる徳島のペースに飲まれてお付き合いしてしまったので、選手たちは繋いで運ぶことに飢えています。パスサッカーができる程度の降りであることを祈ります。」
Q:昇格を絶対目標にしたシーズンの1/4が終わりました。現在好位置につけていますが、2ヶ月を振り返ってみて、そして今の心境をお聞かせください
「悪くないですね(笑)気分も、結果も、悪くないです。ただ、ここまでプレッシャーを感じるものなのかと。ここまで神経も肉体もすり減らさないと上位にいれないのかと、驚きもあります。我々は2003シーズンに最初の上位争いを経験していますが、あれは典型的な春の椿事ってやつでした。トゥーリオを中心に、後ろの強さを生かした3-6-1で、最初は前線の数的有利から点が取れて勝ち点を伸ばしたのですが、ちょっと対策をされると質量両面で太刀打ちできなくなりました。GW頃まで首位争いをしながら、6月には連続試合無得点の、当時のJリーグ記録を塗り替えてしまった、そんな脆いチームでした。次に秋口まで上位で踏ん張った2009年ですが、この時は荒田と高崎という、J2では抜けた存在の2人のストライカーを菊岡が上手にコントロールして、極端に言ってしまえば3人で上位に挑んでいた年でした。この時もやはり、三ツ沢で後半ロスタイムに不可解な判定で追いつかれてガクっと来た後はもう一気に失速しましたね。バックボーンも何もなく、本当にその3人だったので。そして今年ですが、過去2回の上位争いと違う点が2つあります。1つは開幕前から昇格を命題に掲げたこと。テッツジーのぶち上げたこの目標で、選手もスタッフも締まりましたね。もう1つが、前年度にテッツジーが鍛え上げた主力選手のほとんどが残留し、去年のベースに上積みをできていること。あとそれに付随して、特定の選手や数人ではなく、サブまで含めたチーム全員でファイトしていることです。だからこその苦しさもありますが、本気で『行けるんじゃないか今年は?』と感じたのも初めてなので、毎試合が本当に怖くて、本当に楽しみです。シーズンを通して上位にいる、秋に昇格できるポジションにいると言うことに向けては当然短期的中期的なビジョンはありますが、今は過密日程の一番きつい時期なので目の前の1戦をどう乗り切るかに力を注いでいます。」
Q:ライバルチームもなかなか負けてくれませんね
「困っていますよ(笑)ウチがありえないペースで3月4月を乗り切っても、バラけない。ベースと目標のしっかりしているチームは強いですよ。ウチも仲間外れにならないようについていく、いや、引っ張るくらいの強い気持ちでシーズンを戦って行きたいと思います。」
Q:明日期待している選手はいますか?
「まずは西岡のところに入る選手。誰が出ても千載一遇のチャンスなので、西岡が戻る6日の試合で、テツジーが悩むようなパフォーマンスを期待します。あとは、お互いのコンディション不足とピッチ不良を鑑みて、一瞬のひらめきやスピードで仕事ができる前線の選手に期待したいです。複数失点をしていない守備陣が、仮にアンラッキーで2点失ったとしても『3点取れば勝てるだろ!取ってやるよ!』というくらいの勢いが欲しいですね。先日の湘南戦で、湘南の攻撃陣からそんな自信とメンタルの強さを感じることができました。湘南は連敗してしまいましたが、あれを失わなかったらどのチームにも脅威ですよ。それをウチも身につけたい。徳島戦のデキがいまいちだったこともあり、隆行あたり期するものはあるんじゃないでしょうか。名古屋でキャリアをスタートさせた橋本も、岐阜での試合でモチベーションが高まっていると思います。4試合無得点のあと、チャンスだけではなく点数が取れている。しっかり取って、相性の悪さを払拭し、今年は違うというところを、我々は強いんだということを証明できればいいと思います。そういう意味では岐阜は最高の相手ですね。楽しみです。」
Q:最後になりますが、正直岐阜、相当怖いですよね?
「はい(笑)こんな時じゃなく、1週間準備をして100%をぶつけたかったです。日程は相手も同じですが、向こうは向こうで『こんな時でも水戸には勝てるんだろう』と思っているのは間違いないので、それが余裕を生むんですよね。くっそ岐阜くっそ(笑)わら人形、あと20体追加して、一晩中、ホペイロのムルザニに釘打たせときます(笑)」
以上
2012.05.02 Reported by どうも僕です
→【練習レポート】5月2日練習「約40分のコンディション調整」(2012/5/2)
→【スパイテレホン第7回】「FC岐阜」 フリーライター西川結城氏に聞く! (2012/5/2)
→【J2:第12節 岐阜 vs 水戸】プレビュー:対極をなすチーム状況。相性の良さを生かして、岐阜は今季2勝目を目指す(12.05.02)
→やふ見所
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3 コメント:
ちょっwww
ウィンタースとかめちゃくちゃ懐かしいw
総監督は日ハム推しでしたか。
ちなみに、王さまはレオ党です。
最近、Twitterで毒吐きまくりですよ…。
あー、母さんこれからイヤイヤお裁縫しなきゃなんないので
去年の選手名鑑の岐阜のページを針山かわりにして
明日の古紙回収に出しちゃうわね。
たわ子
20年以上ファナティックだったw
今は結果すらあんま気になんなくなった(´・∀・`)
西武は投手陣の補強失敗続きの上に涌井ヘロヘロで厳しいねw
あな子
古紙回収!岐阜のページなんて役に立たない(つ#`ω´)つ
道ばたで燃やすべき!
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