【第92回天皇杯 2回戦 大分 vs 水戸】しえ吉総監督(水戸)前日会見コメント(12.09.08)
●しえ吉総監督(水戸)
「アマチュアに苦い思いをさせられる心配のない天皇杯って楽ですねえ(笑)。いつぞやはひたちなかがドえらい空気なってましたからね、2回も。しかもその片方の加害者集団に代が名を連ねていたと言う。いやいや、天皇の名の下に最大限の努力をして頂上を目指したいと思います。」
Q:本当ですか?
「何がですか(笑)?そりゃ負けた方が楽に決まってますよ。疲労回復遅れと怪我人多発という問題を抱えているので水曜ゲームは当然足かせになります。ですが、この若いチームには勝つことと、強いチームとガチンコで試合をする経験も必要だと思っています。リーグで勝ち切るための経験値を、この大きな大会で勝って積めたら最高ですよ。」
Q:大分の堅いディフェンスに毎回苦しんでいます
「前回も退場者が出るまでは雰囲気薄かったですからね。今回は割り切って、哲二には珍しくセットプレーを集中してトレーニングしたようです。前線に収められる2人(隆行・三島)が並ぶ予定なので、そこで強さを発揮してプレースキックを得る流れも多く見たいですね。流れからだと、前回鳥取の中央をこじ開けた西岡のような姿勢が重要になってくると思います。3バックに、アウトサイドとボランチがリトリートした5枚7枚でしっかりブロックを作られる前に、ギャップにボールと選手を入れて素早くフィニッシュに持ち込めれば勝負になるので、切り替えの所でのミスや判断遅れのないように、集中して大胆な攻撃をして欲しいですね。」
Q:フレッシュなメンバーになるようですね
「笠原に注目しています。ずっと準備ができていた選手なので、うちには本間という守護神が長年やってくれているんですけど、河野(GKコーチ)から笠原がいいという話は聞いていたので楽しみです。まあ河野は前節退席処分を喰らったので、明日GKコーチは直樹が代行するみたいですけどね(笑)」
Q:笠原選手と守備の選手の連携はどうでしょう?
「やってみないと分からない部分は当然ありますけど、練習でやってますから。代やヨンギ・石神とはTRMでもかなりやっているので問題ないはずです。笠原は次に繋がる結果を残したいはずです。臆せず堂々とやって欲しいですね。」
Q:大分の守備がはまり、水戸のプレスとブロックも集中を切らさないと今年のアウェー戦のように終盤まで拮抗した展開になることも予想されます。延長もある天皇杯ですがプランは?
「スタートの選手がフレッシュになるということは、ベンチメンバーも然り。あとは哲二の考えと感覚ですけど、ノックダウン方式の大会なので攻めて欲しいですね。プランと言う程ではありませんが、PKの練習は少ししていたみたいです。次の試合が金曜、しかも対戦相手の熊本は今日試合を終えているので、なんとか90分で勝ち切って欲しいですね。」
Q:笠原選手と守備の選手の連携はどうでしょう?
「やってみないと分からない部分は当然ありますけど、練習でやってますから。代やヨンギ・石神とはTRMでもかなりやっているので問題ないはずです。笠原は次に繋がる結果を残したいはずです。臆せず堂々とやって欲しいですね。」
Q:大分の守備がはまり、水戸のプレスとブロックも集中を切らさないと今年のアウェー戦のように終盤まで拮抗した展開になることも予想されます。延長もある天皇杯ですがプランは?
「スタートの選手がフレッシュになるということは、ベンチメンバーも然り。あとは哲二の考えと感覚ですけど、ノックダウン方式の大会なので攻めて欲しいですね。プランと言う程ではありませんが、PKの練習は少ししていたみたいです。次の試合が金曜、しかも対戦相手の熊本は今日試合を終えているので、なんとか90分で勝ち切って欲しいですね。」
Q:今日(9/8)は4カードで下克上がありました。天皇杯の面白さですよね
「そうですね。大分対水戸なんて誰得だって話ですよね(苦笑)。そもそも多くのチームが『負けてもいいから若い選手を使って経験を積ませる、あるいはチーム全体がリフレッシュする場』という認識をしていると捉えられてもおかしくない状況ですから。ただし時期が時期なので該当チームのことは誰も責められないし、その辺の駆け引きも含めて天皇杯の面白さなんですけどね。やっぱり上のチームはどれだけメンバーを落としても、ウィークデイに試合が増えるというリスクを抱えても、負けは許されないと思うんです、基本は。冒頭の繰り返しになりますけど、06年静岡FC戦後のひたちなかのドえらい殺伐とした空気は未だにトラウマです。うちはクラブもチームもサポーターもまだまだ若いので、多少のリスクは抱えても上を目指したいと思っています。去年初めてJ1に勝ったので、今年はもう1つ上のステージへ、あるいは国立へ。それがただの戯言ではない状況までは持って来れていると思うので。遠いアウェーに加えてメンバーを落とす気がなくても数人いない状況、そして芝生も細かいパス回しに不利な、良くない状況だと聞いています。その壁を越えるくらいの準備はしてきたつもりなので、リーグ戦にポジティヴに繋がるいい内容のサッカーをして、勝って水戸に帰りたいと思います。」
以上
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