しえゴラ
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2012年7月9日月曜日
【J2:第23節 水戸 vs 湘南】しえ吉総監督(水戸)記者会見コメント(12.07.08)
【J2:第23節 水戸 vs 湘南】しえ吉総監督(水戸)記者会見コメント(12.07.08)
7月8日(日) 2012 J2リーグ戦 第23節
水戸 1 - 1 湘南 (18:04/Ksスタ/4,263人)
得点者:62' 小澤司(水戸)、90'+5 菊池大介(湘南)
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■隆行
■なし
■次節出場停止:なし
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●しえ吉総監督(水戸)
「これがフットボール、とは簡単に割り切れませんけど、よくあるワンシーンであることは間違いありません。ただし、そのワンシーンは偶然によってではなく、チームとしてしっかりクローズに向かえなかったミスが招いた必然であったことも付け加えておきます。」
Q:しっかりクローズに向かえなかったミスとは?
「まずは実際の結果で分かるのが、雄斗がボールを受けたあと、速い攻めに出たこと。フランクがポジションを離れ前に走ったこと。時間の使い方、特に勝っているゲームでの終盤の時間の使い方は春からの課題ですが、失点前のシーンは最悪でした。カウンターとパワープレーしかない湘南にみすみすチャンスを与えることになりました。もう1つ、これは結果論でぼくの主観なのですが、疲れている何人かを放置したことで、ボールの出所を押さえられなかったこと。『最後押し込まれるのはわかっていた』というコメントがありましたが、足が止まっている選手を少なくしてきちんとプレッシャーに行けていれば、あそこまでやられないし簡単にクロスを上げられることもない。そもそも、どこで時間を使うかという意思統一が成されていればああいう展開は絶対になかった。必然の結果ですね、厳粛に受け入れたいと思います。」
Q:湘南は3人フレッシュでしたからね
「早い時間から回りとの関係がルーズになっていた下村坂本のダブルボランチのところを修正されて2点目が難しくなった部分もありますし、疲れているうちの選手と比較して、走られてしまった印象があります。」
Q:その失点の場面ですが、代選手投入でもピッチに意図は伝わらなかったでしょうか?
「伝わったとは思いますよ。雄斗とフランクの若さが出たかな。フランクは代がアンカーのポジションに入ったことで、『行けそうならトドメを刺しに行ってもいい』と思ったのかもしれませんね。素人的な意見ですが、取りに行くにしてももう少しうまく時間を使って、確実に仕留められるタイミングで行ってくれないとああいうことになりますね。」
Q:それまで決定的な何本かを止めてきた本間選手にも止まりませんでした
「あのコースに飛んだら無理でしょう。」
Q:後半ロスタイムまでは完全に水戸のゲームでした。2点目が欲しかったですね
「先ほど言ったように、一番強く行けていたボランチ周りのスペースが閉じられてしまった難しさはありました。それでも、決定的なチャンスは何度かあって、特に隆行がフリーで打った場面ですね、あそこは決めてくれないと勝点はついてこないなと思いました。橋本も、いい所には入れているので、もう少しいいフィニッシュが欲しいですね。2点目を取れば決まるというムードが長く続き、そこで取れなかったことで雰囲気が(湘南に)行ってしまったかなという感じもありましたね。」
Q:塩谷選手が復帰して守備は締まりました
「大きいですね、コンパクトを保ってくれるし、穴を見つけると素早く正確なキックがあるので、リズムが生まれる。安定したビルドアップができることで最終ラインの他の3人もプレーしやすくなったと思います。そのビルドアップの中で、フランクにボールが入った時に必ずプレスが来たんですが落ち着いてプレーしてくれました。西岡と2人、視野広く捌けていましたし、守備陣は全員合格点でしたね。サイドバックがまだケガ人がいる状態なのですが、岡田はもっと相手を困らせる攻撃を、石神はミスを減らして前に速く出られれば、市川輪湖が帰ってきても安穏としていられなくなるので、そういう刺激も欲しいし、一歩上を目指してやってもらいたいですね。」
Q:勝ちきれませんでしたが、後半戦を戦うベースは見えた気がします
「後半40分くらいまでのパフォーマンスで、あとはクローズの仕方だけしっかりしてくれれば、そうそう負けることはないでしょう。前半戦、連勝の後にしばらく、相手に合わせてしまったりなめてしまったりして勝点を落としているのですが、後半戦はそういうのをなくしてくれればもう少し上にいけると思います。」
Q:試合終了後、ベンチワークに対してかなりお怒りのご様子でしたが
「試合終了直後はだいぶ感情的になっていました(苦笑) 40分頃から疲れた選手が目立ってきて、ボールの出所を押さえることが難しくなっていましたから。でも正直に言うと、スタメン発表の時点でどうなの?と思ってたんですよ。確かにケガ人続出で厳しいんですが、それでもサブ7人の中にCB2人ボランチ2人というのは疑問でした。勝ってる試合を何とか逃げ切るための交代だけではなく、優勢な試合を更に加速させる采配、負けてる試合を意地でもひっくり返すための采配というのも見たいですね。きつい言い方をすると、『頑張れ!負けるな!気合だ!』なら誰にでも言えますから。そういうことはスタンドのお客さんに任せておいて、そのお客さんを感心させて勝ち切るベンチワークを今後は期待したいと思います。」
以上
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