しえゴラ

2012年4月2日月曜日

【J2:第6節 山形 vs 水戸】しえ吉総監督(水戸)記者会見コメント(12.04.01)










【J2:第6節 山形 vs 水戸】しえ吉総監督(水戸)記者会見コメント(12.04.01)

4月1日(日) 2012 J2リーグ戦 第6節
山形 0 - 0 水戸 (13:04/NDスタ/6,179人)
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●しえ吉総監督(水戸):

「スリッピーなピッチと寒さ。山形道はチェーン規制、山を越えても時折吹雪いたり、春の暖かさが垣間見えたり。そして強風と雨。盆地最悪。そしてスタグル広場的なところではJ1を経験した自身が形となって現れていました。山形牛ミニステーキとジャンクなお好み焼き的な・・・モチ明太のアレですが。えー、山形の施した数々の罠に選手たちは嵌り切らずに、最後まで集中してゲームを作ってくれたと思います。」

Q:3試合連続無得点ですが
「チャンスは作れても点が入らない。こういう時はチームが暗くなりがちですが、今のチームはそんなこともなく、下を向かずにできています。1つのきっかけで流れがまた出てくると思いますので、今はそれに期待しています」

Q:その、作ったチャンスに得点の匂いは強くは感じられませんでした
「前半終了間際に左で崩して振っての隆行のシュート、後半のフランクのエリア内でのシュート、僕が得点の臭いを感じたのも、この2つだけです。確かに、ボールを持って攻めている時間に対して少な過ぎましたね。中盤でボールをカットしてショートカウンターというビッグチャンスが数多くあったのですが、サイドにはたいて欲しい時に持って上がって奪われたり、突っかければそのまま決定機になるぞという場面で手数をかけてディフェンスの枚数が揃ってしまいフィニッシュまで至らなかったり、一見すると結果論のようですが、その場その場での判断のクオリティを上げていかないとやはり今日のような結果になってしまいますね。点が取れていないプレッシャーもあるのかもしれませんが、それよりもコンビプレーのトレーニングや、後方からのコーチングや、あるいはカウンターならカウンターの約束事が徹底されていないなどの、より具体的な原因があると思っています。」

Q:今日も選手交代が遅れたように感じるのですが
「もちろんベンチワークの部分は基本、哲二に任せているわけですが、今日のゲームは非常に交代が難しかったと思います。例えば前節の松本戦で今日のメンバーがベンチにいたら、後半20分に疲れた村田に替えて坂井、30分に多く使われているサイドの2列目を金久保に替え、さらに40分かそのちょっと前に、疲れた2列目に替えて宏太、さらにフランクを前に出して4-1-3-2で勝点3を奪えていたと思います。しかし相手が山形となるとボランチから後ろへのプレッシャーも重くなり、機能している以上前線も替えずらい。アウェーと言うことで勝点1でもいいという考えがチラつく。もう少し早めに吉原を投入しても良かったとは思いますが、彼もトップコンディションにはないので。交代への最後のコンディションなどはベンチが一番把握していますし、強い相手のアウェーで勝点1と言う最低のミッションをこなしてくれた以上、僕は口出ししづらいです(苦笑)」

Q:山形は交替選手を効果的に使いチャンスを作り出しました
「正直に言うともう少し差があると思っていたのですが、思ったよりボールが持てたし攻められた。ただ、後半必要になってくるフレッシュな選手のパワーと言う部分で、『誰が入ったらこうする』という方程式のようなものがある山形と、使えるクオリティにある選手が軒並み怪我での長期休暇明けで、1点を争うゲームだと、交替投入によりゲームバランスを(悪いほうに)崩してしまう危険性も高い水戸という点で、ちょっと差があったかなと言う印象です。それは戦前から分かっていましたが、実際ああいう展開でゲームが後半の終盤に差し掛かると厳しさが増しますね。押し込みながらも決めきれず、サポーターの皆さんが『勝点2を落とした』と感じた、大きな要因だったと思います。スタートの選手以外のクオリティは今後ますます重要になってきますが、宏太と金久保が帰ってきましたし、西岡も長い時間ではなければ目処が付いたので、今後は各ポジションの2番手以降のクオリティを上げて、勝点3を取りきるために層を厚くしていきたいと思います。」

Q:サポーターの皆さんのところにテツさんが・・(笑)
「哲二はね、熱い男ですから(笑)彼なりにはベストを尽くしたし、選手も良く動いて最後の最後まで勝点3を狙ってくれた。内容も良かった。そこでブーイングはないだろう、お前ら試合見てたのか?サポーターだろ?というまっすぐな感情でしょう。恐らくサポーターの皆さんはそれをすべて分かっている上で、認めてくれた上で、それでもおまえらもう少し出来ただろう?次は絶対やってやろうぜ!という、クレームというより温かいメッセージに近かったと思うんですが、哲二は過去に激しい怒号の中でマネージメントしてきた経験が多いので(苦笑)私は水戸に10年いますが、哲二は1年ちょっと。あの場面で飛んでくるのは中傷まがいの怒号にしか聞こえなかったんでしょう。もう少し言わせてもらえれば、観客席で見るより、あの0-0の試合は、ベンチにかかるプレッシャーも相当高かったんだと思います。で、先ほど述べたように選手交代というカードの使い方でどうしても差が出てしまう。ベンチには、勝点2を落としたという思いも当然ありましたが、それ以上に『最後の山形の攻撃を選手たちが頑張って凌いでくれた』という感謝にも近い気持ちがあったと思うんです。それがあの行動に繋がったんだと思います。僕から見たら、サポーターも哲二も何1つ間違ったことをしていないと思います。1つ言えることは、サポーターの皆さんは、相性の悪い山形アウェーで勝点1を得ても満足しなかった。それは大きな前進だと思いますし、昇格と言う目標を掲げる我々の言葉を信用してくれた証でもあると思います。ポジティヴに捉えているので、哲二にもうまく話して乗せていきたいと思います(笑)」

Q:次の山形アウェーを楽しみにしているそうですが
「某TV局のアナウンサーさんとちょっとお会いして、次の山形では是非アナウンサーさんを数人呼んでもらって、みんなでゴハンとお酒でも、とお願いしておきました。それで楽しみだったのですが、その後に来たメールだと、ヘラクレスと言うおっさんがお相手しますと言われたので、今はちょっと暗い気持ちになっています。このままいくと、『きれいな女子アナとイタリアンでお食事会』が、『知らないおっさんと赤提灯でサシ飲み』になりそうなので、泊まりで山形に行っても、宿は仙台に逃げようかと思っています。オッサンより女の子が好きです」

Q:久々のNDソフトスタジアムの感想はいかがですか?
「我々はべスパ(『べ』は平仮名)と呼んでいますが、相変わらずスピーカーの音量が異常に大きくて参りました。オフィシャルのパスを下げているスタッフを見かけるたびにディスりまくってましたが、ラチが開かなそうなので、照明塔に付いている4基のスピーカを稼動させてビジョン脇のスピーカ音量を常識的なレベルにするとの明言を得るまで、山形県スポーツ振興21世紀協会に電話をしまくる覚悟です。さっき電話したら休業日でした。公務員か準公務員か知りませんが、奴ら休みだけはきっちり取りますからね。羨ましい限りです(笑)」

Q:サッカーの話に戻りますが、山形の3トップの攻撃はほぼ完全に封じていました
「もちろん対策はしていて、1ボラ宮阪の両側のスペースを選手に使わせて走らせ、宮阪にいいボールが出ないように、そしてそこからいいボールを出せないようにという指示はしていました。それでも前3枚が機能的に下がってもらいに来たらちょっと危ないと思っていましたが、そう言う場面もほとんどなく、ヨンギハイボールとプレッシャーを中心に、塩谷が裏に抜ける選手とパスカットを中心に完全に機能していたので、心配な場面はほとんどありませんでした。山形は長い時間に渡って補給線が延びた状態で、しんどかったと思います。それだけに、点を取って勝ちたかったというのがありますが、ボランチを含めた守備陣には『お前らが0に抑えれば勝点は絶対に積み上げることができるんだ』と毎日言っていまして、彼らは彼らの仕事をやりきってくれたと思っています。合格点です。」

Q:両サイドバックが効果的に使えていないように見えました
「そんなことはないと思いますが、大事な場面で大事に行き過ぎて、外に叩くのが遅れたり、逆に中の枚数が揃っているのにサイドの選手がリスクを犯さず1度中に預けて、ゲインしてもう1度もらって、などとしている中でカットされて奪われたり、もったいないシーンが目立ったのは確かです。山形の攻撃を止めてマイボールにしたあとの普通のビルドアップでも、開いている両サイドや前線にスっと入るボールがなく、常に同じリズムで手数をかけてしまい、その中の小さなミスから奪われたり、行ける所で自分達で足かせをしてしまった感はあります。ポゼッションは我々のサッカーの軸であり、非常に重要ですが、もう少しシンプルに前にボールを運ぶアクションを入れていかないと、相手も守るのが楽になるし、相手の虚を突いていかないとますます点を取るのが難しくなるなと思います。両サイドバックというより全体の問題ですね。もちろん、輪湖と市川が決定機に多く絡むのは我々の好調のバロメーターなので、今、チームが点を取るためのリズムがよくないのは間違いないです。次のホームでは点を取って、勝点3を取ってゲームをクローズし、笑顔で手を振りながらサポーターのもとに哲二が走っていけるようにいいトレーニングをしていきたいと思います。」



10 件のコメント:

  1. ステーキ食べそびれ侍(´・ω・`)

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  2. 前三枚と秋葉を推して赤っ恥でしたふっはっは。あいつ等明日給食抜き。鈴木選手のかっこええポストを何回も見れてよだれでましたよ。あれはJ2無双できますなあ。橋本選手はセンスの塊みたいですが、ポジションとか結構フリー特権を与えられてる感じですか?クラシカルな10番の香りがしました。そしてヘラクレスじゃなければ俺が赤提灯にお連れしますので年末のプレーオフではぜひ山形に泊まってくださいな。

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  3. YouTubeで赤いスーツのバンド見ちゃった。
    ドラムスコ、カンカンうっせーよww眠れねー!
    責任とってね。ドリフのCM流してる陸上競技場にCDとかチケット持って来なはれ。定価でな。
    (注)変態未亡人は人の顔覚えてません。探してください。

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  4. >>on子
    山形牛最高ダ(`・∀・´)

    >>餅子
    なんつーか、山形の前3枚も、うちの2列目+SBも、研究されたら機能しないことが明白になったっつー悲しいゲームでしたなぁ(´・∀・`)
    ハシモッツは恐らく前線のフリーマン。サイドに流れることは少ないけどそれ以外は自由闊達、ただし王様気分がまだ抜けなくて水戸の周りのメンツに走り負けてたりで、『(良く言えば)クラシカルな10番』ってよく言われるw全然いい話じゃないw
    男と赤提灯いやだ!!!!女子アナとイタリアンに、俺は行くんダ シュシュシュ(つ#`ω´)つつつ"
    うっとこは自動昇格するんでプレーオフ頑張ってください
    (ФωФ)フフフ

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  5. >>アナ子
    あざます!
    カンカンうっせーのは俺のせいじゃなくてカメラのせいw
    そのうち行商行きますが自分達のチケはここ5年で1回しか見たことねーっすw

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  6. 個人的には後半25分くらいから橋本のところに吉原入れてみても面白そう。
    ツートップより縦の関係で、隆行がボールキープから吉原が飛び出してって関係!!!
    あとは隆行の競ったセカンドボールを拾わせるとか。

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  7. TETSUJIはなかなか選手交代しないので、スタメン組で試合中にフォメを4-2-3-1から4-4-2に変更したりするのも良いと思います。
    スタートはパスコースの作りやすくバランス重視の4-2-3-1。
    攻撃的に勝負に出るときは小澤を隆行とツートップにして4-4-2。
    フォメの変更タイミングは橋本に一任。
    彼のサッカー脳を信じる!!!

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  8. >>04030946
    そう言う試合展開なら、恐らく(足が売り切れてなけりゃ)橋本残しで中盤ダイヤモンドの橋本トップ下、1ボラで隆行コータの2トップにしたいんだと思う。もしくはオザーかシマのところにコータ
    点を取りたい展開ならテツさんは橋本は極力下げたくないと思う。実際運動量以外はちょっと抜けてるし。

    >>ぼの子
    実際、去年エーコとオザーが何度かやってたみたいに、左右入替えるだけで相手が混乱するからね。話し合ってトレーニングしといてくれたら是非試して欲しい。
    流動的にポジションを動かして相手を嵌めるなら、指揮権は橋本、最大の武器はフランクかな。あいつ持ち過ぎてやらかすこともあるけど数少ない飛び道具。も少しオトナになって、僅差の試合でも回り見てくれりゃなぁ(´・∀・`)

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  9. しえさん橋本はシュートがダメダメですよ。
    宇宙開発し杉。

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  10. んだねえ
    半分枠に飛ばしてれば、1~2点入ってるよね(´・∀・`)
    これからこれから(つ#`ω´)つ

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