【J2：第10節 湘南 vs 水戸】しえ吉総監督試合直前コメント（12.04.27）

【J2：第10節 湘南 vs 水戸】しえ吉総監督試合直前コメント（12.04.27）

4月27日（金）J2 第10節 湘南 vs 水戸（19:00KICK OFF/ＢＭＷス）
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●しえ吉総監督（水戸）：
「2週間くらい前、哲二と日程表を見ながら、『湘南が無敗のまま来てくれるといいね、俺たちが初めて土をつければまた盛り上がりができるよ』と話していました。我々の希望通りに湘南は強いサッカーをして無敗でここまできてくれた。倒しがいのある相手に武者震いを禁じ得ませんね、準備はきちんとしたつもりです。ゲームが楽しみです。」

Q:雨でスリッピーなピッチですが？
「問題ありません。元々平塚競技場の芝状態はすごくいいので、ピッチのエリアエリアでボールが走ったり止まったりを繰り返す長良川とか旧水戸市陸のようなことはないので。前節試合前の散水を見ても分かるとおり、我々は多少走り気味の方が自分達の持ち味を出せる。湘南も似たサッカーなので、お互いがきっちりパワーを出せる好ゲームを期待しています。いや、好ゲームじゃなくて一方的なウチの展開でいいんですけどね（笑）」

Q:鈴木雄斗選手が初スタメンです。何を期待して送り出しますか？
「目いっぱいやって来いと言ってあります。あいつの持ち味は何でもできることなのですが、それが得点力の邪魔になる部分もありました。今日は一番前で使うので、ある程度後ろを任せてゴールに意識を強く置けと。プレッシャーには強いと本人は言っていたのですが、デビュー戦でガチガチになったところを見ると少し心配もあります（苦笑）しかし2戦目ではすんなり試合には入れていましたし、プロ入りの素地を作った神奈川の地で初スタメンというのも何かの縁なのかなと。あとはきっちり決めきって、『持っている』と試合後に言われるようなプレーを見せて欲しいです。楽しみです。」

Q:メンバー表だと4-2-3-1ですが、鈴木雄斗選手の1トップですか？
「ウチは元々、隆行が一番前にいて、後ろにCBが2枚いるという部分以外は常に流動的にポジションを取っています。ベンチの判断より早く、4-4-2にしたり4-1-3-2にしたり。そのシステムの中でもさらに選手同士の判断で左右を入れ換えたりタテの関係で前に行く選手を後ろが指示したり。去年からのメンバーが多いことと、市川の加入・西岡の成長が主な要因なのですが、今日もポジションはある程度ピッチの中でやってくれるでしょう。湘南のパワーのあるプレスと後ろからの度重なる飛び出しは、常に細かい修正が必要になると思いますし、2列目とボランチが激しく入れ替わりながら前に出るうちのサッカーに相対する湘南も一緒です。雨で普段よりシビアになると思いますので、スタートのシステムや個人の能力どうこうよりも、組織として集中を欠いた方が点を失うことになると思います。」

Q:他に注目ポイントを挙げてください
「ベンチに入った吉原ですが、怪我明けからコンディションがかなり早く回復しました。まだ長い時間を走るのは無理ですが、彼のゴールに向かう感覚は今日の試合終盤に必要になると思います。」

Q:勝てば上位、負ければ下位も見えてくる厳しいゲームです。
「そうですね。今日でシーズンの1/4が終わり。春の1つの集大成として、いい結果をお見せしたいと思います。自信はあります。雨の中、2500円や3000円という、クッソ高いチケット代と交通費を払って来てくれている水戸からのサポーターに絶対笑って帰ってもらいます。」



以上



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