【J2：第4節 北九州 vs 水戸】しえ吉監督（水戸）記者会見コメント

【J2：第4節 北九州 vs 水戸】しえ吉監督（水戸）記者会見コメント（12.03.20）

3月20日（火）J2 第4節 北九州 vs 水戸（16:03KICK OFF/本城）
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●しえ吉監督（水戸）：
「アウェー連戦と言うことで、中2日ですし、疲れは当然あったのですが、それは相手さんも同じ事なので。1つ挙げるとするならば向こうはHHAH、うちはHHAA、そこの差は正直大きかったと思います。疲れが残っていて、前半、前から激しく来た北九州さんに対して、冷静なゲームコントロールができなかった、それが最後まで尾を引いた感じですね。あとで日程くんブッ壊しときます。」

Q:前節効果的に動けたシャドーのポジションの選手が機能しなかったのは？
「負けてしまったのでそう映るかもしれませんが、島田の1本、ロメロの1本、あとはセットプレーから隆行が1本、そこを決める精度を欠いただけで、機能していなかったわけではないです。ある程度サイドを使わせてもらえる3バックにうちのシステムがはまって縦横無尽に見えただけです。相手が3バックでシャドーが好きにプレーできると言うことは、その後ろのスペースは常に危険に晒されているわけで、4バックが相手ならスペースは消されチャンスメイクがお互い少なくなるというだけです。岡山戦との違いで言うなら、システムの相性よりも、フィニッシュの精度を欠いたという部分だと思います。それは疲労なのかもしれないけれど、僕は練習不足だと思います。繰り返しになりますが、隆行の後ろの3人は、今日は途中からロメロも含めた4人ですね、苦しみながらもやるべきことはやっていたと思います。」

Q:エンジンがかかるのは遅かったのでは？
「それはまず第一に疲労が残っていたこと、それと北九州さんのゲームプランに、真正面からぶつかって、そこで1つウチが負けたと言うことです。渡を裏に走らせる、池元が必ずフォローする、もしくはその逆。シンプルですが疲労の残る足には非常に効きました（苦笑）　そこが負けていたために、常にリスクが頭にあって、普段のつなぎが出来ない。そのためにスピードアップが出来ずテンポもよくならない、流れを変えようと違う出しどころを探っているうちに速いプレスにつかまる。今シーズン一番の悪循環でしたが、前半は0-0で耐えた。これでいける、と踏んだのですが、アンラッキーな失点でさらに不利になった。ここまでかと思った瞬間エンジンがかかった。それなら最初からやれよと、僕も思ったし皆さんも思ったでしょうけど、サッカー選手も人間ですから（苦笑）　あそこで下を向かずに、しっかりと反撃の形を作ってくれたのは次に繋がると思います。」

Q:選手交代の意図を教えてください
「村田が疲れていたのと、ビハインドでロメロを前で使いたかったので、守備の得意な石神を人につけて、カウンターの芽を摘み取れと送り出しました。加藤は、ずっと守護神の役割を任せていたのですが、今日は代打の切り札でした。藤川球児を代打で使ったわけではなく、今日は八木になってもらいました。週末からはまたブルペンに入ってもらって守護神としての仕事を任せます。岡本？ああ、ＦＷは奴しかいなかったので、それと最近私自身がアイツのブログにはまってまして、理由としてはそんな感じです。にぎやかし、ですね（笑）」

Q:ヤスさんとのJリーガー時代以来の直接対決でしたが、意識しましたか？
「別に。でも、彼には静岡FC時代に1度チンチンにされてますから。そのときのトラウマが残っていて、身が固くなって、選手交代が遅れたというのはあるかもしれません（苦笑）」

Q:決定的なシュートを外した2選手に、何か罰はお考えですか？
「彼らには飛行機ではなく、キングオブ深夜バス・はかた号で帰ってもらいます。それを断るなら、山陰周りで、カブで水戸まで帰ってもらうぞと言うことはもう話してあります。」

Q:今季初黒星ですが、どうお感じになられますか？
「長いリーグ戦、無敗で乗り切ることなんて無理ですから。3勝のあとの1敗ですし、遠いアウェーの連戦、中2日、数少ない決定的なチャンスをことごとく外す、これで勝点3を持って帰れるほど甘くないリーグだというのはよく分かっているつもりです。ショックはありませんね。失点も、守備が破綻したわけではなく相手シュートが相手選手に当たったルーズボールが、最悪の場所にこぼれてしまっただけのこと。マイボールに出来ず苦しい時間帯も、流れを良く理解して、シュートを打たれても最終ラインは普段より1ブロック後ろで良く対応してくれていましたし、本間もここまで仕事が少なかったので、今日の90分でだいぶ体が暖まったんじゃないでしょうか（笑）　ここまでの3連勝、ガチンコの試合でないと学べないことをたくさん学びながら、勝点3を重ねられた。それは最高のことですが、今日の試合では、負けないと学べないことを多く学んでくれたと思います。僕自身も、反省もあり、気づけたこともあり、とにかく敗因がはっきりしているので、チームとしての破綻は全くないので、敗戦を糧としてポジティヴに捉え、まずは水戸に帰って選手たちにしっかりリフレッシュしてもらって、次はホームで戦えますので、絶対に勝たなければいけないので、週末に向けていい準備をしたいと思います。」

Q:最後に、その週末への意気込みをサポーターの皆さんにお願いします
「やるぞ(｀・ω・´)」
以上


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